ママは今週、早起きして高速にのってちょっと遠くまでお仕事に行く事になりました。仕方ないのでスズメ君も同伴出勤のアグネスチャン状態です。こんな時、スズメ保育園があったらなあと思う今日この頃です。

　今日はさらに飛ぶのが上手になりました。昼間、ママに付き合わされて、お仕事先の薄暗い物置の中で、ず〜っと我慢していたものですから、えさを食べておなかがいっぱいになったら、もうじっとしていられず部屋中を探検しはじめました。

　でもすぐに、いろんなすき間に挟まって、動けなくなってしまいます。というより、まだまだ、狭いところにはさまれていると安心するようです。だから、スズメハウス（ティッシュの箱を半分にして作りました）の巣の中はやっぱり落ち着くようです。

　しばらく待ちましたが、いっこうに親スズメはやって来ず。「ひろったのがあまりにも小さすぎたので無理だったな」と、長老のお言葉。スズメ君にはかわいそうだったのかもしれませんが、ママはもう泣きそうでした。この様子ではスズメ君を手放すことができるのか心配です。そしてこの日はワインなど買って帰ったのでした。

　そういえばスズメ君、まだ名前がありません。ちゅんちゃん、ちゅんきち、ぴょんたろう、ぴーこちゃん、たくぴょん・・・などとその場限りの使い捨てで適当に読んでいますが、なんて読んでもちゃんと返事をしてくれます。おなかがすいてくると、ちゅんちゅん大騒ぎ。今日はついに仕事先の人たちにばれてしまいました。

　そして、ママのうちにはカブトムシの幼虫もいるのでした。

　ママは憂鬱です。憂鬱の原因は、朝日新聞でした。１９日付で「やはり野に置け迷い鳥」っていう記事が載っているのを親切に持ってきてくれた人がいて、それを読んで悩んでしまったのですね。

　日本野鳥の会と日本鳥類保護連盟が「ヒナを見つけても拾わずにそのままにして置いて」というキャンペーンをやっていてその紹介なんですが、さあどうするモトミママ！？

日本野鳥の会，日本鳥類保護連盟

　いろいろ読んで、やっぱり悩んだままのママは日本鳥類保護連盟に
「・・・ヒトになれてしまったこのスズメの行く末は、どうするのがベストでしょうか？」と、質問メールを送ってみました。

　答えは、「前述のとおり、野鳥を飼うことはできませんので、羽がはえそろい飛べるようになったら野外に放してください。人に慣れすぎて心配な面もありますが、もともと人に近い場所で生活している鳥なので、大丈夫だと思います。」と言うことでした。

　う〜〜〜ん、どうなんでしょう〜〜〜？？？