■ 小山太郎 TARO KOYAMA(drums) プロフィール
栃木県出身。河上修(b)の勧めで上京。西直樹(p)トリオでデビュー。
80年代半ばから日本有数のジャズ・ドラマーとして活躍。国府弘子(p)、渡辺貞夫(as)等のグループを経て、99年渡米、NYのジャズシーンで活躍。04年帰国。09年には前田憲男(p)のイベントにてハンク・ジョーンズ(p)と共演し好評を博す。13年2月には3枚目のリーダーアルバム『BEAT THE BLUES』がリリースされる。WebマガジンJazzPage人気投票では00年05年度ドラム部門1位。SJ誌人気投票では常に上位にランクインされた。
現在は自己のグループの他、大野俊三(tp) 向井滋春(tb) 角田健一Big Band、守屋純子(p)セクステットなどで精力的な活動をしている。シャープなリズム、確かなテクニック、タッチの良さなどに加え、トリオからビッグバンドまで縦横無尽に操る、パワフルかつ繊細なドラミングは多くのミュージシャンから称賛されている。
横浜ジャズプロムナードコンペティション審査員。昭和音楽大学非常勤講師。
■ 田中 裕士 Hiroshi Tanaka(Piano) プロフィール
1963年生まれ。5歳よりPiano Lessonを受ける。16歳よりJazzを学び、19歳でプロデビュ ー。
アメリカ・スペインに修業留学。近年はJazz〜Flamenco界を股にかけ先進的、独創的演奏で国内外のファンを魅了し続ける国際的ピアニストの逸材。
そのプレイは広範多岐な音楽要素を巧みに統合した芸術といえる。クラシック音楽の技巧、洗練されたハーモニーセンス、そしてJazzインプロヴィゼーションテクニック、さらにはFlamenco音楽の持つリズムの生々しさと官能性が見事に融合した壮大なるプレイで聴衆の心を鷲掴みにして離さない。
2006年 、CD“La Sonrisa”(PonyCanyon)をリリース。2010年、日露文化交流親善大使としてロシア公演で高評を博す。
■ 生沼 邦夫 Kunio Oinuma (bass) プロフィール
1967年栃木県生まれのひとりっ子。 中学生よりロックバンドのドラムを始め、高校時代から徐々にジャズ系の音楽に親しみ始め、埼玉大学モダンジャズ研究会時代にベースに転向する。その後ベースを"チンさん"こと鈴木良雄氏に師事する。
野本晴美(p)トリオ等でプロ活動をスタートし、峰厚介(sax)、山口真文(sax)、辛島文雄(p)、大隅寿男(ds)、平賀マリカ(vo)らと共演を重ね、現在は主に、小山太郎(ds)、里美紀子(vl)、板垣光弘(p)のグループ等で活動中である。