○議長(寺内一夫君) 当局の答弁を求めます。まず、教育長。(教育長 落合君登壇)
◎教育長(落合一義君)
岡村議員のご質疑にお答えいたします。私の方からは、さわやか指導員について、もう一つは県教委からの加配教員の人数についてと、2点お答えしたいと思います。
まず、さわやか指導員についてですが、人数についてお答えします。昨年度は63名でございます。これは、旧佐野市、旧田沼町、旧葛生町を含めてでございます。17年度につきましては70人ということになります。7名の増ということでございます。
それから、なぜさわやか指導員の事業が教育センターなのかということでありますけれども、このことにつきましては心の不安、悩みを抱えた児童生徒への支援ということを目的としておりますので、そのものの事業は教育センター行っているということで、教育センター事業費ということでございます。
それから、県教委からの加配教員の人数につきましてですが、クラスを持たない加配人数、58名ということであります。すべてクラスを持たない加配教員として佐野市には配置されております。以上、答弁とさせていただきます。
○議長(寺内一夫君) 次に、総合政策部長。(総合政策部長 萩原君登壇)
◎総合政策部長(萩原進君)
ご質疑にお答えいたします。私の方に関係するもの、大変たくさんいただきましたので、順次ご説明したいと思いますが、まず税関係とそのほかとに分けさせていただきます。
最初に、公用車の整備の関係でございますが、これにつきましてはご案内のとおり3庁舎方式を採用しておりまして、旧、車はどういうふうに配置したかということでございますが、それぞれの3庁舎に一括管理ということで配車をいたしました。新たに購入したものにつきましては、今まで車の配置がされていなかった出先機関といいますか、各支所がございます。それから、保育園がございます。それから、児童館がございます。それから、生涯学習に関連する集会所がございます。そういうところ、これから連絡等大変な距離を走るということがございますので、そういうところに合計20台配置をさせていただきました。
続きまして、平成16年度末の旧佐野市、旧田沼町、旧葛生町のそれぞれの財政調整基金の金額ということでございます。それから、借金のお話もございました。財政調整基金、16年度末残高で見込みでございます。旧佐野市、33億1,838万8,000円、旧田沼町、8億7,429万6,000円、旧葛生町、9億3,220万2,000円でございます。それから、それぞれの借金の金額ということ、市債残高でございますが、旧佐野市、263億9,386万8,000円、旧田沼町、87億7,637万8,000円、旧葛生町、43億5,306万8,000円でございます。合計は、395億2,331万4,000円でございます。
続きまして、旧葛生のページ24、25、ときわ保育園整備事業債ということでございますが、これにつきましては葛生町常盤に保育所を開設したことはご存じだと思いますが、それを旧1市2町で負担をした中身でございます。
それから、旧佐野市の特別交付税でございますが、これにつきましては先ほども申し上げましたが、普通交付税につきましては通年予算の全額合併前に執行済みだったため予算化はしませんでしたが、特別交付税が県の方で額の確定がされました。それに伴う補正でございます。
それから、市債でございますが、市債につきましては先ほども申し上げましたが、一般廃棄物、3億6,840万円につきましては先ほど申し上げました。不測の事態ということで、工事を確定したということで、それを減額した関係でございます。
続きまして、総務費の財政調整基金積立金2億1,844万4,000円でございますが、これにつきましては暫定当初の予算、歳入予算においては財政調整基金繰入金が科目存置でございました。歳出予算の財政調整基金で財源調整を行うことになるということで、歳入の補正総額に対して歳入超過になりましたので、補正をさせていただきたいということでございます。
それから、平成17年度一般会計暫定予算の歳入と歳出のご質疑がございました。12分の3でという内容でございます。暫定予算編成の考え方でございますが、地方自治法施行令第2条に基づきまして、新市の平成17年度本予算を暫定予算期間中に必要とされる最小限の経費ということで計上させていただいたことはご案内のとおりでございます。歳入暫定予算につきましては、暫定予算期間中に収入される見込額をあくまで計上させていただいております。歳出暫定予算につきましては、原則として人件費や扶助費等の義務的経費、施設の維持管理費などの経常的な経費、いわゆる固定経費でございますが、などを計上いたしております。ただし、暫定予算期間中に執行しないことによって市政運営や市民生活に重大な影響を及ぼす事務事業につきましては計上することを予算編成の基本といたしまして、編成をさせていただいております。もちろんご案内のとおり市長不在でございますので、新たな政策的な経費は計上いたしておりません。
それから、栃木県都市競輪の関係のご質疑をいただきました。これにつきましては、都市競輪組合、ご案内のとおり議会でお話をさせていただきましたが、解散をいたしまして、その解散に対する負担金、3カ年での支払いでございます。これは、佐野、足利、栃木云々全部配分率が決まっておりまして、それに基づく17年度、最後の支払いということでご理解をいただきたいと思います。これによって終了でございます。
続きまして、税関係でございますが、まず国保税、先ほども鶴見議員にお答え申し上げましたが、国保税のように合併協議会で協議するもののご質疑いただきました。先ほど申し上げましたように、国保税は不均一課税ということでございまして、不均一課税の取り扱いをしたものは国保税だけでございます。そのほかにつきましては、合併協議の内容によりまして、すべて条例を制定させていただいております。
それから、過誤納還付金でございますか、それのご質疑をいただいております。経費の内容は、過年度分の市税の賦課誤謬や更正等による還付金と還付加算金でございます。
それから、市税過誤納還付金は過年度の還付金ということでご理解をいただきたいと思います。
それから、定率減税の半減に関しまして、税収見込みにつきましては約2億3,400万円となると思います。
それから、市民税額についてのこれは措置でございますので、ご理解いただきたいと思います。国保税につきましては影響はいたしません。
それから、65歳以上で非課税から課税になる人数と税収とのお尋ねでございますが、課税実績がございませんので、現時点ではわかりかねますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、平成17年の暫定予算の市税につきましては、46.8%を見込みました。
それから、低所得者に対する対策についてお尋ねでございますが、保険税では6割と4割の軽減が実施されておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから最後に、17年度予算でしょうか、市税過誤納還付金等、なぜここに入っているのかということでございます。更正について、賦課内容の変更などをしなくてはなりません。例えば人数の変更、社会保険加入、転出等、こういうものとして計上させていただきました。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(寺内一夫君) 次に、行政経営部長。行政経営部長 須藤君登壇)
◎行政経営部長(須藤作次君)
私の方からは、合併に伴う電算システム統合事業費1億364万6,000円についてご答弁をさせていただきます。
合併前の委託料の支払いと2月28日以降の合併に伴うシステム整備等の事業費でございます。合併に伴う電算システム統合事業費の内容につきましては、出先やインターネット接続のためのNTT回線使用料等で88万2,000円、また合併前から継続委託をしております住民記録や税情報、それに福祉、健康、介護など統合された住民情報関連システムの委託料といたしまして5,227万4,000円となっております。また、申告受け付け支援、家屋の評価など税関係のシステムのソフト借上料といたしまして28万9,000円、市民病院のネットワーク工事に20万1,000円、住民情報関連システム端末の増設だとか、事務職員1人1台というようなことでパソコンに向けました増設、それにウィンドウズXPへのアップグレードなどに5,000万円を計上いたしたところでございます。このような形で事務処理を行いましたけれども、備品等につきましては入札で契約をさせていただいております。それに、委託料につきましては、先ほど申し上げましたように継続して委託をさせていただいているところでございます。借上料等につきましては、TKC等への随契というような対応をさせていただいております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(寺内一夫君) 次に、市民生活部長。(市民生活部長 飯田君登壇)
◎市民生活部長(飯田眞一君)
市民生活部所管のご質疑に順次お答えを申し上げます。
まず、議案第2号の関係でございますが、佐野市田之入町の整備事業費補助金の関係でございます。これは、16年度当初に1,385万6,000円を計上させていただきまして、16年度中に127万7,000円を既に執行しております。その残額を1,257万9,000円、ここに計上させていただいたわけでございます。現在この残りの2事業を予定しておりまして、この中で240万2,000円を支出予定でございます。
次に、138、139ページの継続費の関係でございます。これは、一般廃棄物処理施設整備事業の内容でございますが、ここにも記載のとおり、年割額につきましては変更ございません。財源内訳で変更があるわけでございます。先ほど総合政策部長が申し上げましたように、地方債に焼却施設等の部分につきまして合併特例債を入れました。これに伴いまして財源が変化しているわけでございます。9,900万円地方債でふえまして、一般財源で9,900万円が減じているということでございます。これにあわせまして、新清掃センター建設の進捗率ということでございますが、3月31日現在で24.1%の進捗を見ているところでございます。
次に、協定書の関係でございますが、協定書につきましては新市長が誕生いたしまして、まだ締結していないことはご報告を申し上げているところでございます。現在3町会と協定書を締結をさせていただくべく話し合いに入っているところでございますが、これらも3町会のご協力いただきながら締結をさせていただきたいと思っております。
それから、17年度の暫定の関係でございますが、38、39ページの人権対策推進関連でございます。人権対策推進事業で、説明欄記載のとおり261万8,000円でございますが、これにつきましては人権擁護委員関係、あるいはリーフレット等の作成費、それから人権擁護委員会協議会への負担金等を合わせまして261万8,000円でございます。
それから、同和対策推進事業費の1,663万9,000円につきましては、先ほど議員ご指摘のとおり、補助金につきまして前年に比較しましてということでございますが、これは昨年同額で計上させていただいたものでございます。運動団体3団体に対しまして事業委託料が412万8,000円、それから補助金といたしまして運動団体の関係で1,103万9,000円を計上させていただいたものでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(寺内一夫君) 次に、都市建設部長。(都市建設部長 小林君登壇)
◎都市建設部長(小林晋君)
岡村議員の質疑にお答えをいたします。私の方からも何点かございますが、まず北関東自動車道関連について2点ございますので、先に述べさせていただきます。
平成16年度佐野市一般会計の暫定予算の都市計画総務費の中で、北関東自動車道の関連整備費95万1,000円についてでございます。これについては、普通旅費、需用費、使用料、そして委託料でございます。主なものは、委託料が約50万円でございます。中身については、委託料、北関東自動車道建設に伴いまして佐野市が行うべき事業が発生したときに、その委託料を考えたわけでございますが、現時点で未執行というところでございます。
次に、平成16年度の田沼町の一般会計暫定予算の中の北関東自動車道の対策費101万7,000円でございます。これは、一般事務費が1万4,000円でございまして、そして委託料が100万3,000円というところでございます。この中身につきましては、北関東自動車道沿線開発の関連のデータ処理の委託料ということで、主に用地調査関係、地権者、土地状況、そういった関連のデータの委託料でございます。これについては平成16年度の当初予算の中で対応できたということで、今現在未執行ということでございます。
それと、13款の土地取得費についてというところでございますが、これは土地開発公社の運営交付金154万2,000円についてでございますが、ご案内のように佐野市から公社に交付されている交付金でございます。今回の合併におきまして、1カ月1日分の公社の運営をするための交付金でございまして、内容については施設管理の一般管理費ということになっております。ちなみに、平成16年度については当初が941万5,000円いただいております。2月27日現在で213万1,000円返納しておりまして、その32日間分の154万2,000円の予算でございます。
次に、平成17年度佐野市の一般会計の暫定予算、市街地整備費でございますが、58万8,000円でございます。これらもすべて一般事務費でございまして、ちょっと述べさせてもらいますと、報償費が9万9,000円、旅費が17万2,000円、需用費が25万1,000円、役務費が1,000円ということと使用料が2万7,000円、負担金が3万8,000円という内訳になっております。以上でございます。
○議長(寺内一夫君) 次に、教育総務部長。(教育総務部長 竹川君登壇)
◎教育総務部長(竹川常光君)
岡村議員の質疑に私の方からは教育費中、学校関連についてご答弁申し上げます。
最初に、小中学校の高木剪定事業につきまして、雇用された人数とのことでございますが、この事業は業務委託で行ったものであります。なお、事業採択要件では、中小企業特別委託事業において平成12年度からの売り上げが減少を続けている中小企業に対し、新規雇用の条件をつけて委託できる事業となっているところでございます。5名の雇用があったところでございます。旧佐野、田沼の小中学校において実施したところでございます。
次に、校舎耐震補強事業についてということでございました。この耐震補強の概要といたしましては、界小学校の校舎の耐震補強工事でございます。夏休み中に集中して工事を実施したいということで計上させていただいたところでございます。
次に、臨時職員の関係でございますが、臨時職員の人数とのことでございます。小中学校におきましては、学校事務、学校図書館、用務員、それにスクールバスの運転業務について臨時職員を採用しているところでございますが、現在67名を採用しているところでございます。なお、合併前におきましては59名を採用していたところでございます。以上で答弁とさせていただきます。
○議長(寺内一夫君) 次に、生涯学習部長。(生涯学習部長 落合君登壇)
◎生涯学習部長(落合潔君)
岡村議員さんの質疑にお答えいたします。
ページ122、123ページに記載されております高木剪定事業の質疑の件でございますが、場所につきましては文化財でございます赤見城跡の土塁に植えられております樹木の剪定事業でございます。それで、この緊急雇用創出制度での該当雇用者でございますが、1名でございます。以上でございます。
○議長(寺内一夫君) 次に、健康福祉部長。(健康福祉部長 佐藤君登壇)
◎健康福祉部長(佐藤宣雄君)
質疑に順次お答え申し上げます。
初めに、議案第3号の国保会計でございます。財政調整基金の現在高についてでございます。2月末現在で旧佐野分につきましてが6億2,990万6,359円でございます。旧田沼分につきましては9,866万5,000円でございます。旧葛生分につきましては1億8,804万7,000円でございます。合計9億1,661万8,359円でございます。
続きまして、介護保険の関係でございます。旧佐野市、旧田沼町、旧葛生町の年度末の執行率でございます。旧佐野市につきましては、補正予算を組みまして考えておりますけれども、旧佐野市の執行率につきましては95.38%でございます。旧田沼町につきましては、執行率95.63%でございます。旧葛生町につきましては、執行率86.25%でございます。
続きまして、議案第27号でございますけれども、介護保険事業特別会計で補正予算ということでございます。保険給付費に残額が見込まれると予想されるため、4,707万円の減額補正を計上したところでございます。これは、通年予算で計上したものから合併前までの執行見込みの予想額を差し引き、暫定期間中での支出額の過不足額を加味して予算計上いたしましたが、給付費の総額で残額が見込まれると予想されるため、その分を減額補正させていただいたものでございます。減額の金額につきましては、先ほど議員さんおっしゃったとおり、在宅介護給付サービスにつきましてが2,000万円、施設介護サービス給付費につきましては2,707万円でございます。
続きまして、61ページの児童福祉総務費の放課後児童健全育成事業費4,700万5,000円の関係でございます。この事業につきましては、吉水学童クラブの改築等工事、それから城北こどもクラブの増築工事等の関係で3,702万5,000円でございます。城北こどもクラブの増改築工事につきましての予算は、1,468万5,000円でございます。吉水こどもクラブの改築工事につきましては、設計委託料110万円、管理委託料84万円、工事請負費2,040万、合計2,234万円でございます。これにつきましては、暫定予算で計上ということにつきましては、城北こどもクラブにつきましては入所希望者の増加により待機児童解消のため、さらには吉水こどもクラブにつきましては建物が老朽化しているために早急に安全、安心を考慮した形の中で工事を進めたいということの予算計上でございますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、介護保険事業の関係でございます。保険料の算定でございますけれども、収入時期を見ての予算計上といたしました。特別徴収につきましては、奇数月で保険庁から年6回の入金になってございます。暫定予算期間が4月から6月までの収入月が5月のみで、したがって6分の1の計上ということでございます。普通徴収につきましては、7月から2月までが納期となっておりますので、したがって暫定期間中の納期はなしということでございますので、同時期の昨年度の実質収入額より計上したところでございます。給付費につきましては、総予算額の3カ月分を計上したところでございます。
以上でございます。
○議長(寺内一夫君) 以上で当局の答弁は終わりました。暫時休憩いたします。
午後 零時11分休憩
午後 1時10分再開
○議長(寺内一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。議事を続行いたします。
○議長(寺内一夫君) 先ほどの答弁について、教育長から訂正したい旨の申し出がありましたので、これを許します。教育長。(教育長 落合君登壇)
◎教育長(落合一義君)
まことに申しわけありません。先ほどの岡村議員のご質疑に対しまして、私の答弁の中で数的な誤りと、それから答弁しなかった部分が一つありましたので、よろしくお願いしたいと思います。
まず、昨年度のさわやか指導員の人数でございますが、先ほどは63名と申し上げましたが、44名、このようにご訂正よろしくお願いしたいと思います。したがいまして、17年度は26名増ということになります。
それから、昨年度の県教委の加配教員についてでありますが、65名でしたので、よろしくお願いしたいと思います。
以上、よろしくお願いします。
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