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こちらカッテに応援団
ニナチエになっちのお薦め本

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第5回 2000.05/28.
部分的に更新1999・6/9・6/14

『2000 出会いの本50冊』からオススメ!!


すっかり季刊(休刊?)状態のコーナーですが,
やっと更新したいと思います!!

毎年「子どもと本の出会いの会」が,
春に「出会いの本50冊」というものを発表しているのですが,
今回はその中から、個人的に気になった本を4冊!ご紹介します.

今年は「こども読書年」.ぜひ児童書や絵本にも目を向けてみて下さいね.

「キリンさん」(小峰書店


まど・みちお/詩  南塚直子/絵

まどさんのほのぼのとした詩に、
南塚さんの優しい色使いの挿絵
(銅版画だそうです)。

春の陽だまりのようなあたたかさが伝わってきます。

今の季節にぴったりの絵本です。

有名な童謡の「ぞうさん」他12篇の詩が収められていて、
小さなお子さんも大人も、
一緒に、または個々にでも楽しめる1冊。

平成7年に定年退職を迎えるまで、
神戸の小学校の主に1年生を
教え続けてきた鹿島先生
(ニックネームはダックス先生)。

この本は、
先生のクラスの1年生たちが書いた、
「お父さん」をテーマにしたユニークな詩集です。

お父さんとのやりとりを
面白おかしく表した詩には
ついニヤリとしてしまいます。

そうかと思えば、
両親の離婚、死別により
お父さんのいない寂しさを吐き出した詩などもあり、
こちらには胸を詰まらせてしまったり・・・。


小1だからこそ書ける素直で生き生きとした言葉に、
心を深く動かされます。

「お父さんはともだちです」(理論社

鹿島和夫/編  長谷川集平/絵 


「となりのしげちゃん」(小学館

星川ひろ子/写真・文


保育園の年長クラスにいるあらたちゃん(女の子)の
近所に越してきた年下のしげちゃん(男の子。3歳)。

あらたちゃんから見たしげちゃんの世界。

2人の表情、感情、
また2人の目から見る世界が鮮やかに伝わってくるのは
写真絵本という手法ならでは。


心にバリアのない子どもの目で、
何も先入観を持たずに読んで欲しい1冊です。
(ということで説明もここまで!手抜きじゃないよ。)


『となりのしげちゃん』・・・の画像を
ご使用いただいて構いませんので、
是非表示してくださいますようお願い申し上げます。
小学館マーケティング局ネットプロモーション室
2001.09/12

「あなたがもし奴隷だったら・・・」

(あすなろ書房)

ジュリアス・レスター/文 
   ロッド・ブラウン/絵
   片岡しのぶ/訳  


ロッド・ブラウンは
「奴隷」をテーマに絵を描き続ける黒人画家だそうです。

そして、その絵に強烈に心を揺り動かされた
ジュリアス・レスターの文章も
心を鷲づかみにされるような激しさでもって、
読者に鋭く呼びかけてきます。

今まで知識でしか知らなかった「黒人差別」。

目を背けたくなるような生々しい絵が次々に現れます。

でも、作者はこう言っています。
「どうかこれらの絵をただ見るのではなく、
魂の総力を結集して凝視してほしい。」と。

重い内容の本ですが、きっと心に残るものがあるはず。
ぜひ読んでみて下さい!!


隣は私が特に衝撃を受けた、奴隷船内の寝室の絵です。
霊安室かと思ってしまった・・・!!

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第6回 2000.10/14

第8回 2003.11/08
どい かや 特集


もともと彼女の絵が大好きだったのですが、
今年8月、初めて原画展を見てきたことも特集を組みたいと思う大きなきっかけになりました。

吉祥寺の絵本店「トムズボックス」でのどいかや展。
タイトルは「うさぎのルーピースー」。

案内のDMには、眼をつむって横たわるうさぎの絵。
「朝おきると/机の下で/うさぎが死んでいました。」

温かいストーリーの絵本を描き続けてきた彼女ですが、
この原画展の物語には「死」を見つめる静かな悲しみがありました。
彼女の作風は、今後ますます深みを増すのかもしれません。

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第7回 2001.06/20

宮西 達也 特集
第7回 2001.06/20.


今回は、人気絵本作家・宮西達也さんの特集です。
作品を国語教科書やTV(ポンキッキーズなど)に採り上げられたり、
また、たくさんの絵本賞を受賞されたりと、大活躍中の宮西さん。
そんな中、全国各地で講演し、
心温まるお話を聞かせて下さったりもしています。

今年の冬、足利での講演会を聞きにいって、
少しご本人とお話する機会に恵まれました。
作風から、もっとドタバタした、
にぎやかな感じのおっちゃんを想像していたのですが、
実際は、色白で、とびきり優しい目をした、物静かな感じの方でした。
話しぶりも、ちょっと神父さんみたいだったなあ。

その後改めて絵本を見直すと、
確かに、コミカルな中にも優しさあふれる作品ばかり。
本人の人柄も含めて、ますますファンになってしまいました。
オススメです!!

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第6回 2000.10/14

第6回 2000.10/14
川端 誠 特集


もうすぐ絵本作家の川端誠さんが足利図書館にやってくるぞー!!
まだ読んでいない人は、ぜひチェック入れてみて!

1952年、新潟県上越市生まれ。
処女作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。
以後多数の著作を発表。
作品によって異なる表現技法を用い、多様な世界を展開しています。
挿絵や翻訳も手がけていますし、絵本作家ならではの絵本解説
(『絵本を楽しく読見ましょう』リブロポート など)も好評です。

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第5回 2000.05/28

第5回 2000.05/28
『2000 出会いの本50冊』からオススメ!!


毎年「子どもと本の出会いの会」が,
春に「出会いの本50冊」というものを発表しているのですが,
今回はその中から、個人的に気になった本を4冊!ご紹介します.

今年は「こども読書年」
ぜひ児童書や絵本にも目を向けてみて下さいね.

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第4回 1999.10/08

第4回 1999.10/08
今回は人気作家、北村薫さんの作品をオススメ!


デビュー当初は覆面作家で通していた北村薫さん,
名前から「
」と思い,
読んでみてますます「
??」と思ったものです.
・・・あ,もちろん,性別の話.あと,年齢も.

既に元国語教師の男性だったということは明かされていますが,
知ってなお女性らしさを感じてしまう,
そんな繊細な文章の書き手だと思います.
余談ですが,
社会派小説家の高村薫さんは女性であり,
読者がよくこの2人の性を混同してしまうというのは有名な話.

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第3回 1999.06/08

第3回 1999.06/08

今回は大好きなたむらしげるさんの作品から
4点をご紹介します!


絵本作家,イラストレーター
そして最近では
Mac絵筆の代わりにして
映像作家としての活躍もめざましい
たむらしげるさん

皆さんも
テレビのCMや,雑誌の表紙,ポスター,カレンダーなどなど
きっと日常の中で何気なく彼の作品を目にしているはず

新しいのになぜかなつかしい
クールなのにどこかほのぼのしているたむらワールド
もっともっと多くの人にその魅力を知ってほしいと思います

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第2回 1999.04/08

第2回 1999.04/08

宮澤賢治特集!


ハマる人はハマりまくるけれど、
そうでない人はなかなか入れない賢治ワールド。

でも、

カタイ評論や全集以外にも
読みやすい本はたくさんあるんですよ。
 これを機に、
ぜひぜひ読んでみて下さい。

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