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こちらカッテに応援団
ニナチエになっちのお薦め本

第2回 1999.04.08.
部分的に更新 1999.05.12.

 今回は栃木県立足利図書館の「賢治童話の手作り絵本展」にちなんで、
 
宮澤賢治特集!
 ハマる人はハマりまくるけれど、そうでない人はなかなか入れない賢治ワールド。
 でも、カタイ評論や全集以外にも読みやすい本はたくさんあるんですよ。
 これを機に、ぜひぜひ読んでみて下さい。


「宮澤賢治絵童話集」全15巻
(くもん出版)


ファンにはもちろんだけれど、
初めて宮沢賢治作品に触れるという人にぜひオススメしたい!

内容はもちろん原文に忠実。

でも、
人気イラストレーターたちによる挿し絵を眺めているだけでも、
十分楽しめてしまうと思う。

1冊100ページ弱位だし、
まずは好きな絵のものから気軽に読み始めても良いのでは?

くもん出版より写真掲載の承諾を得ました.ご協力感謝いたします.(団長)
くもん出版ホームページ http://www.kumonshuppan.co.jp/


「宮澤賢治のレストラン」
中野由貴 (平凡社)


賢治作品中に採り上げられている

様々な食材について語った一冊。

装丁がすごくカワイイんだ!
中のイラストもね。

原作を読んでからでもいいし、またこれを先に読んで、
興味を持った作品にトライしてみるというのも1つの手かなと思う。

シリーズ??として、
「宮澤賢治のお菓子な国」もあります。

平凡社より写真掲載の承諾を得ました.ご協力感謝いたします.(団長)

平凡社ホームページ http://www.heibonsha.co.jp/


「宮澤賢治 星の図誌」
斉藤文一 (平凡社)


これは賢治作品中に登場する「星」にテーマをおいた本です。

星の写真集として見ても、
ヒーリング効果あるかも・・・??

宮澤賢治が見たのと同じ星空を眺めつつ、
原作を味わってみては?

シリーズに「花の図誌」「宝石の図誌」等があり、
こちらもとても綺麗です。

平凡社より写真掲載の承諾を得ました.ご協力感謝いたします.(団長)
平凡社ホームページ http://www.heibonsha.co.jp/


これは「銀河鉄道の夜」ファンにすすめたい1冊。

「ジョバンニ(=主人公の少年)は
何号車何番にいたか」など、
原文をもとに大胆な推理がされていて、
とても興味深いです。

車両の図や、時刻表など
「ここまで分かるか?!」って感じなんですけど・・・。

「『銀河鉄道の夜』探検ブック」

畑山博(文藝春秋)

文藝春秋より写真掲載の承諾を得ました.ご協力感謝いたします.(団長)
文藝春秋ホームページ http://bunshun.topica.ne.jp/

「賢治童話の手作り絵本展」(終了)

と き:1999年4月7日(水)〜4月13日(火)AM9:00〜PM5:00

(休館日の4月12日を除く)

ところ:栃木県立足利図書1階展示室

*もちろん、入場無料です。


第1回1999.03.02.

最近のmyオススメ本は次の通り。全て足利図書館所蔵です。

1. 「オルガニスト」
(山之口洋)
昨年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作!
2. 「封神演義」 週刊ジャンプ連載のマンガもおもしろいけど、これは原作の方。完訳は難しすぎて投げてたんですけど、最近丁寧な注と挿絵入りの三巻本の児童書が入ったので、一気に読んでしまった!
登場人物が何百人も出てきて、すごいですよ。それはもう。
3. 「カラフル」
(森 絵都)
YA(ヤングアダルト)の傑作だと思います。今の中高生にも読んで欲しいなあ。自分や将来について悩んでいる子には、特に。この作者の本はどれも好きです。装丁も綺麗(この本は真っ黄色の表紙!)。児童室の方に置いてあります。


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第6回 2000.10/14

第8回 2003.11/08
どい かや 特集


もともと彼女の絵が大好きだったのですが、
今年8月、初めて原画展を見てきたことも特集を組みたいと思う大きなきっかけになりました。

吉祥寺の絵本店「トムズボックス」でのどいかや展。
タイトルは「うさぎのルーピースー」。

案内のDMには、眼をつむって横たわるうさぎの絵。
「朝おきると/机の下で/うさぎが死んでいました。」

温かいストーリーの絵本を描き続けてきた彼女ですが、
この原画展の物語には「死」を見つめる静かな悲しみがありました。
彼女の作風は、今後ますます深みを増すのかもしれません。

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第7回 2001.06/20

宮西 達也 特集
第7回 2001.06/20.


今回は、人気絵本作家・宮西達也さんの特集です。
作品を国語教科書やTV(ポンキッキーズなど)に採り上げられたり、
また、たくさんの絵本賞を受賞されたりと、大活躍中の宮西さん。
そんな中、全国各地で講演し、
心温まるお話を聞かせて下さったりもしています。

今年の冬、足利での講演会を聞きにいって、
少しご本人とお話する機会に恵まれました。
作風から、もっとドタバタした、
にぎやかな感じのおっちゃんを想像していたのですが、
実際は、色白で、とびきり優しい目をした、物静かな感じの方でした。
話しぶりも、ちょっと神父さんみたいだったなあ。

その後改めて絵本を見直すと、
確かに、コミカルな中にも優しさあふれる作品ばかり。
本人の人柄も含めて、ますますファンになってしまいました。
オススメです!!

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第6回 2000.10/14

第6回 2000.10/14
川端 誠 特集


もうすぐ絵本作家の川端誠さんが足利図書館にやってくるぞー!!
まだ読んでいない人は、ぜひチェック入れてみて!

1952年、新潟県上越市生まれ。
処女作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。
以後多数の著作を発表。
作品によって異なる表現技法を用い、多様な世界を展開しています。
挿絵や翻訳も手がけていますし、絵本作家ならではの絵本解説
(『絵本を楽しく読見ましょう』リブロポート など)も好評です。

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第5回 2000.05/28

第5回 2000.05/28
『2000 出会いの本50冊』からオススメ!!


毎年「子どもと本の出会いの会」が,
春に「出会いの本50冊」というものを発表しているのですが,
今回はその中から、個人的に気になった本を4冊!ご紹介します.

今年は「こども読書年」
ぜひ児童書や絵本にも目を向けてみて下さいね.

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第4回 1999.10/08

第4回 1999.10/08
今回は人気作家、北村薫さんの作品をオススメ!


デビュー当初は覆面作家で通していた北村薫さん,
名前から「
」と思い,
読んでみてますます「
??」と思ったものです.
・・・あ,もちろん,性別の話.あと,年齢も.

既に元国語教師の男性だったということは明かされていますが,
知ってなお女性らしさを感じてしまう,
そんな繊細な文章の書き手だと思います.
余談ですが,
社会派小説家の高村薫さんは女性であり,
読者がよくこの2人の性を混同してしまうというのは有名な話.

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第3回 1999.06/08

第3回 1999.06/08

今回は大好きなたむらしげるさんの作品から
4点をご紹介します!


絵本作家,イラストレーター
そして最近では
Mac絵筆の代わりにして
映像作家としての活躍もめざましい
たむらしげるさん

皆さんも
テレビのCMや,雑誌の表紙,ポスター,カレンダーなどなど
きっと日常の中で何気なく彼の作品を目にしているはず

新しいのになぜかなつかしい
クールなのにどこかほのぼのしているたむらワールド
もっともっと多くの人にその魅力を知ってほしいと思います

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第2回 1999.04/08

第2回 1999.04/08

宮澤賢治特集!


ハマる人はハマりまくるけれど、
そうでない人はなかなか入れない賢治ワールド。

でも、

カタイ評論や全集以外にも
読みやすい本はたくさんあるんですよ。
 これを機に、
ぜひぜひ読んでみて下さい。

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