みなさんこんにちは。
岸田さんのやっていることが心配だという声が寄せられています。 これは当然の声です。岸田政権は危険な大暴走を続けています。岸田政権と自民党・公明党は敵基地攻撃能力の保持軍事費を5年で43兆円にするとして、日本の在り方を「専守防衛」から先制攻撃ができる国に変えようとしています。
テレビや主要新聞などが、「軍事費を増やさなくてはならない」といって、それが通ってしまうかのように、大合唱していますが、本当にそうでしょうか。
重大なことは、岸田政権は戦後の安全保障政策の大転換を図ってきていることです。安保法制が敷いた危険な道をこれまでの制約を踏み越えて全面的に推進する仕組みです。
安保法制は集団的自衛権の行使、戦争国家づくりの法制の面での整備を行いました。今度は「安保3文書」の中で、それを実践面で担う自衛隊の能力を抜本的に強化し、国家総動員の体制をつくると言っています。敵基地攻撃能力を保有する。米軍と一緒に相手に攻め込む能力をつくる。アメリカの指揮のもとに動くということです。
岸田政権の大嘘の1つは、「専守防衛」は変わらないという大嘘です。この 「専守防衛」をかなぐり捨てて、相手に攻撃する、これが今度の 「安保3文書」の改定です。これはアメリカが行う戦争に日本も融合し 危険な戦争に日本を組み込むものです。アメリカの戦争を勝利させるまで、自衛隊は攻撃を続けることになります。
2つ目の大嘘は、自分の国は自分で守るという大嘘です。アメリカと一体となった戦争を続ければこの日本までかえって危険な状況に追い込まれます。
ましてや国民や国会に図らずに、閣議決定だけで決めてしまうこのことが大問題です。
まさに今の日本の情勢は「戦争か平和か」の岐路に立っているのです。ご一緒に岸田政権を追い詰め、解散総選挙に持っていきましょう。ご一緒に平和を守りましょう。
大事なことは、日本共産党が提唱しているように「平和外交」を行うことです。東南アジアで取り組んでいるアセアンと協力してすべての国と排他的な関係でなく 対話によって包摂的な関係をつくり戦争を回避させる努力をしていくことです。まさに「戦争の準備ではなく平和への準備」をしていくことです。